しあんにあまる〔思案に余る〕 想不出好方法、想不出主意。
◎ 思案に余って、先生に相談した。
◎ 作文に何を書こうかと考えたが、思案余り、「お母さんの料理」と決めた。
しあんにくれる〔思案に暮れる〕 不知所措、一籌莫展。
◎ 初めての土地で道に迷い、思案に暮れた。
◎ 彼女は思案に暮れている。
◎ 母はお金の遣り繰りで、思案に暮れている。
しかたがない〔仕方がない〕 沒有辦法、不得已、無可救藥。
◎ みんなが隠れん坊をしようと言ったので、山田君も仕方がないから、
仲間に入って来た。
◎ 電車賃がないので、仕方がなく歩いた。
◎ 遊んでばかりいて、仕方がない男だ。
したにもおけない〔下にも置けない〕 待為上賓、特別親切款待。
◎ 彼はしたにも置けずもてなしてくれた。
◎ 下にも置けない取り扱い。
したがまわる〔舌が回る〕 口齒流利、很會說話、喋喋不休。
◎ よく舌が回る司会者。
◎ ぺらぺらとよく舌が回るね。
◎ その娘は舌が回らなかった。
したのねのかわかないうちに〔舌の根の乾かない内に〕 言猶在耳。
◎ 「ごめんなさい」と言った舌の根の乾かない内に、またいたずらを始めた。
◎ 舌の根がまだ乾かない内によくそんなことが言えたものだな。
◎ 「もう二度とやらない」と言ったしたの根がまだ乾かない内に、またやり出す。
したをだす〔舌を出す〕 背地裏嗤笑、伸舌頭。
◎ 会っているときはまじめそうだが、陰でしたを出しているかもしれない。
◎ 三振した後で、恥ずかしいそうに舌を出した。
◎ 彼は私に向かって舌を出した。
したをまく〔舌を巻く〕 贊謹不巳、驚嘆、欽佩。
◎ 少年の天才ぶりには、みな舌を巻いた。
◎ バレリーナの踊りあの素晴らしさには、舌を巻いた。
◎ ピアノがよくひけて、みんな舌を巻いた。
じだいがかる〔時代がかる〕 古色古香的、顯得古老的。
◎ 時代がかった小説。
◎ 父は古道具屋から、時代がかった時計を買って来た。
◎ 時代がかった壷。
じだんだをふむ〔地団駄を踏む〕 頓足捶胸、(悔恨、氣憤得)跺腳。
◎ 百点を取れなくて地団駄を踏む。
◎ 試合に負けて、地団駄を踏んで悔しがった。
◎ その知らせに地団駄を踏んだ悔しがった。
じっしにあまる〔十指に余る〕 十個手指數不完、十個以上、很多。
◎ 私のクラスには、体重45キログラム以上の人が十指に余るほどいる。
◎ 彼に騙された人は十指に余る。
◎ 芭蕉には十指に余る有名な門人がいた。
しっぽをだす〔尻尾を出す〕 露出馬腳。
◎ 弟は嘘をついても、すぐに尻尾を出す。
◎ とうとう彼はしっ尻尾を出し始めた。
しっぽをつかむ〔尻尾を掴む〕 抓到破綻、抓到把柄。
◎ 彼の尻尾を掴んでいるので大きな顔はさせないよ。
◎ ついに犯人のしっ尻尾を掴んだ。
◎ やつはいつも俺のしっ尻尾を掴もうとしている。
しぬかいきるか〔死ぬか生きるか〕 生死攸關、生死關頭。
◎ 山で遭難して死ぬか生きるかの目に遭った。
◎ 今、祖父は死ぬか生きるかの瀬戸際にいる。
◎ 僕は今度、死ぬか生きるかの大仕事をやってみせるつもりだ。
しのぎをけずる〔凌ぎを削る〕 (雙方激烈地)交鋒、辯論爭論、你死我活的競爭。
◎ A校とBの野球チームは、凌ぎを削るライバルだ。
◎ 赤組みと白組が凌ぎを削って戦った。
◎ 選手達は凌ぎを削って覇権を争った。
じばらをきる〔自腹を切る〕 掏腰包、自己出錢、自費。
◎ 自腹を切って、みんなにごちそうした。
◎ 車代も昼食代も自腹を切った。
◎ 会費の不足分は幹事が自腹を切った。
しびれをきらす〔痺れを切らす〕 等得不耐煩、坐太久腳麻痺。
◎ 長時間正座していたので、痺れを切らした。
◎ いくら待っても来ないので、痺れを切らして帰ってしまった。
◎ しびれを切らして借金の催促をした。
しゅをいれる〔朱を入れる〕 刪改、朱批。
◎ 作った詩に朱を入れてもらう。
◎ 原稿に朱を入れる。
しゅうしふをうつ〔終止符を打つ〕 結束、完結。
◎ 学生生活に終止符を打つ。
◎ 君たちの争いもここらで終止符を打ったらどうか。
◎ ホームランで試合の終止符を打つ。
しりうまにのる〔尻馬に乗る〕 盲從、附和雷同、隨聲附和。
◎ 人の尻馬に乗って騒ぐ。
◎ 彼はすぐ人の尻馬に乗る。
◎ 人の尻馬に乗ってばかを見る。
しりがおもい〔尻が重い〕 懶惰、不愛動、動作遲鈍。
◎ あの人は返事はいいが、尻が重い。
◎ 妹は尻が重くて頼んだ用事もなかなかしてくれない。
◎ 妹は尻が重くて仕事を言い付けられてもすぐには立ち上がらない。
しりにひがつく〔尻に火がつく〕 火燒屁股、緊急。
◎ 締め切りの日は明日だ、とうとうしりに火がついた。
◎ 試験の日が近づき、いよいよしりに火がついた感じだ。
しりをぬぐう〔尻をぬぐう〕 代人處理善後。
◎ 人のいい父は、いつも他人の不始末の尻をぬぐってやっていた。
◎ 父親は息子の不始末の尻をぬぐった。
◎ 子供の悪戯の尻をぬぐわされた。
しろいめでみる〔白い目で見る〕 以白眼看人、冷眼相待。
◎ 理由もなく、人を白い目で見るな。
◎ 近所の人は彼のことを白い目で見た。
◎ 彼は白い目で私を見た。
しんけいがふとい〔神経が太い〕 不在乎、不拘小節、膽子大。
◎ 彼は神経が太い。
◎ あいつはなかなか神経が太い男だ。
◎ つまらないことにはよくよしない神経の太い人間になりたいものだ。
しんけいがほそい〔神経が細い〕 事事在乎、拘小節、膽小。
◎ 神経の細い僕は、つまらないことでも気になります。
◎ ああ神経が細くては、人間関係の複雑な現代社会ではとてもやっていけない。
しんけつをそそぐ〔心血を注ぐ〕 傾注心血。
◎ 何年もの間、父が心血を注いだ研究が、やっと完成した。
◎ 心血を注いで描き上げた絵が入選した。
◎ 彼はそれに心血を注いだ。